漢方の生薬は全草を使うので、複数の有効成分が作用します。例えば、唐辛子の成分の一つカプサイシンは血圧を一過性に上昇させますが、常用すれば血圧を下げる他の成分が働いて、血圧は安定します。また、走った時と同じくらいのカロリーを消費するので、内臓脂肪の燃焼に役立ちます。
つまり、唐辛子は血圧を上げる成分と下げる成分を併せ持つのです。西洋医学では有効成分のみを使いますが、東洋医学では生薬全体を使います。漢方薬の面白さは、この煩雑さの中にあると思うのです。カレーにも使うスパイスは、もともと漢方薬の原料なので、薬効が期待できます。漢方薬は2種類以上の生薬を煎じたものですが、どれもおいしくはありませんね。
ところが、インド式のカレーは、何十種類ものスパイスを入れても苦味もなくおいしい!お釈迦様が考えられたといわれる所以でしょう。
スパイスで作るカレーは奥深く、興味が尽きません。そして、さらに私達は、このカレーにハーブをたっぷり使えば、もっと身体に良いカレーになるのではと考え、血液浄化作用のあるローズマリーや殺菌効果の強いタイムなどをバランスよく配合するよう工夫してきました。
食べた後に胃もたれがしない・便秘が治る・手足が温かくなる・げっぷが出ないなど、食べた後がうれしい漢方効果のあるカレーです。ちなみに私はとても冷え性でした。マスターは胃腸が弱く、潰瘍にもなったことがあります。が、毎日1回薬膳カレーを食べ続けている内にすっかり治っていました。
自分自身、毎日食べて飽きないし、体調管理に役立てていますので、「これはすごいカレーだ」と実感しています。是非、当店の薬膳カレーを、みなさんも一度食べてみてください。
私達の友人で管理栄養士の石橋さんが、当店の栄養評価やカロリーの計算をしています。特に糖尿病や高血圧症の食事指導に詳しく、数多くの講演もされています。また、大学の薬学部の矢原准教授には、薬草や薬膳について、いつも適切なアドバイスをいただき感謝しています。
人気NO1の黒ごまと大豆もやしのカレーは、矢原先生からヒントをいただいて出来たものです。
今後もさらに改良を重ね"美味しく食べて健康"を私たちのモットーに、調理師、薬剤師、栄養士が協力して、本物の薬膳カレーを提供します。
BMIチェック(ボディマス指数)という肥満度を表す数値
BMIが高くなると、高脂血症や高血圧、糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなるのです。
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